PSU小説16
第16話「補充要員」
「現在、療養中の者が3人。その内、イナクト副隊長は重症で、原隊復帰できるまでに後1週間は掛かるそうです」
下士官は直立不動で端末に目をやりながら、前回の任務での人的損害を自らの上司であるヘビーガンに報告する。
「ふむ……報告ご苦労ゴップ少尉。イナクト中尉が戻るまでの間、臨時でだが副隊長を頼むぞ」
「イエッサー」
臨時の副隊長を任されたゴップはヘビーガンに対して敬礼を返した。
「ところで隊長、補充要員の件なのですが……」
「あぁ、その事か………首尾良くいったか?」
「そ、それが……」
ヘビーガンの問いに対して、少し困った顔をするゴップ。
「まぁそう上手くいくものでもあるまい?…で、上層部はなんと?」
「はっ。現在は何処も人員不足で悩まされているのが現状なので、補充は1人しか無理であると……」
「1人、か……現状では確かに仕方がない事か……」
キャストを戦力の主軸としておき、さらには少数ながらも他種族すら戦力に加えている同盟軍。
ガーディアンズやグラール教団を寄せ付けない程の膨大な戦力を保有している彼らではあるが、今回のSEED襲撃により多くの兵を失っており、同盟陸軍、宇宙軍と2つに分かれている戦力の中でも、特にSEEDと直接戦闘を行う陸軍の被害は甚大であり、今現在でも兵力の補充が追いついていない部隊も多いのが現状なのだ。
「実戦経験は?」
「皆無です。士官学校での成績は優秀なようですが……」
「新兵か……データをこちらに回して貰えるか?」
「はっ。少々お待ちください」
ゴップが端末を操作すると、ヘビーガンの手元の端末にデータが転送されてくる。
「名前は…アヘッド、階級は少尉か……成績は、確かに優秀だな」
端末に映し出された赤い髪をしたキャストの女性、アヘッドのデータを眺めながらそう言った。
「しかし……実戦を1度も経験していないとなると、心配ですなぁ…」
「あぁ……入隊したら、実力を知るのも兼ねてすぐに模擬戦でもやるかな……ところで、彼女はいつ頃うちの部隊と合流する予定だ?」
「明日には部隊と合流する予定のようです。荷物はもう届いています」
「明日か…」
ヘビーガンは顎に手をやると考えるような素振りをする。
「よし…では、第108歩兵部隊のジェガン隊長に3日後の部隊の予定を確認してくれ」
「はっ」
「それと、可能であれば模擬戦の要請を頼む。場所は…ローゼノム・シティのE21地区だと伝えておいてくれ」
「了解しました。では、早速確認してきます」
「あぁ、頼んだ」
ゴップは敬礼をすると部屋から出て行った。
「士官学校出のトップガンか…さてはて、どうなるかな……?」
再びアヘッドの情報が表示されている端末に目をやり、ヘビーガンは一人そう呟いたのだった。
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~あとがき~
どうも~
をあさですw
今回はかなり早くにかけましたw
ただ、時間に比例したように内容が薄い;
すいませぬ;
ちなみに、なぜ同盟軍に空海軍がないのかというと、これはゲーム上で出てきていないために作者が勝手に海軍は宇宙軍と、空軍は陸軍と同体でよいのでは?と思い、こうなったのです。
さて、今回出てきた新キャラのアヘッドですが、これは前回もPSUプレイ記事で紹介したうちのE2キャラであるアヘッドその人です。
そしてもう一方の新キャラのゴップ少尉は完全なオリジナルキャラです。
しかしこのゴップ少尉、実は名前だけそのままとあるキャラからとってきているのですが、果たして誰だかわかる人は居ますかな?w
では、今回はこのあたりでw


このジャブローのもぐらめっ!!w
投稿: 雅 | 2009年4月24日 (金) 22時00分