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2009年7月14日 (火)

短編小説「迫りくる影」

どうも、今回はなんとなく考え付いた文章を書きなぐって見ましたので、短編小説として掲載してみようかと思います。

ちなみに敵MAはヴァルヴァロっぽいものだとでも思ってくださいw

では、読む方は続きでどうぞ!

宇宙………
それは、無限に広がる闇の中に、光り輝く星たちが散りばめられた空間。
だが、今そこにある光は、必ずしも星の光というわけではなくなっていた。
今また一つの光が一瞬煌き、闇へと吸い込まれていく。
「ハァッ……ッハァッッ………ッ!」
宇宙を漂う隕石の影に隠れる鉄の巨人、ジム・クゥエルの中で、パイロットスーツに身を固めた男は憎悪と恐怖の間をさまよっている。
彼らはこの宙域に、ジオンの残党の存在を確認すべく偵察に来ていた。
味方は最新鋭のジム・クゥエル(連邦軍カラー)を隊長機として、それにジム改が3機という編成で“あった”。
だが、今では隊長である彼のジム・クゥエル1機と、部下のジム改が1機だけになってしまっていた。
「隊長っ!このままではっ!」
「わ、わかっている!………くっそぉ……なんで、なんでジオンの亡霊がいるんだよぉ……っ!」
彼らの目的は飽くまでも偵察だった。
だが、実際に指定された宙域に来てみれば、鳴り響くロックオン警告とほぼ同時に随伴していたジム改の1機が爆散、もう1機が胴体を真っ2つにされてしまったのだ。
彼は、彼らをこの宙域へと偵察によこした司令部と己の運命の残酷さを呪い、また、未だ見も知らぬ敵を恐怖した。
だが、現実はそんな彼を待ってはくれない。
突然と鳴り響くロックオン警告。
「ロックオン!?これは……上です!」
部下がそう言わなくとも彼はわかっていた。
だが、恐怖に凍りついた彼の手は、操縦桿を握り締めたまま動かない。
だが、敵は接近してくる。
「くそぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
そんな中、部下は半狂乱になって90mmブルパップマシンガンを接近してくる敵に乱射する。
だが、
「ぐっぅ……っ!?」
次の瞬間、何かが通り過ぎたかと思えば、マシンガンを連射していたジム改の右腕と、姿勢制御のために前に出していた右足は切断され、なくなっていた。
「ひ、ひぃぃぃぃぃっ!?来るなぁっ!」
部下はその恐怖に耐え切れずに隕石の影を飛び出し、宙域からの脱出を試みる。
「馬鹿野郎っ!迂闊に飛び出たら………」
彼がそう言いかけた正にその時、
「ひぃぃッ!?隊長!たいちょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」
部下はUターンして戻ってきた“それ”に捕まれ、そして、
「うわぁぁぁっぁぁぁぁぁーっ!?!?!?」
同体を真っ2つにされて、宇宙に散っていく。
「あ……ぁあ………」
目の前で3人の部下を殺され、彼の精神状況は限界に来ていた。
そこへ、聞きなれたロックオン警告………
「くそがぁ………くそがぁっ!」
彼は手持ちのビームライフルをありったけ“それ“に対して連射する。
だが、奴の装甲は、彼のはなったビームを尽く弾き、そして無情にも彼の駆るジム・クゥエルにその鋭利な刃を向ける。
「う、ぅっ………うわぁぁぁぁぁぁーっ!」
彼が最後に見た光景は、己に迫る赤い機影と、コックピットのモニターを破壊して迫り来る金属の塊であった。

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